日本市場にあふれる製品・・・その2
繊維製品の輸入国としては、韓国、中国、台湾、香港、それにECがメインです。
一国単位でいえば韓国がほとんどの年、日本への輸入シェアでトップを保ってきました。
この韓国、台湾、香港などはアジアNlES(工業新興地域)であり、安い商品が中心、一方のECは高級ブランド品です。
安い商品(偽ブランドを含む)と高級ブランド、この二極分化で輸入がふえてきたのです。
ところが、八九年には中国が韓国を抜き、九〇年にはさらにその差を広げました。
九〇年には円にして一〇〇〇億円もの差を生じています。
これは、アジアNIESが通貨、人件費、コストの面で三高を招いて生産基地としての機能が弱まり、その代わりに、中国が脚光を浴びるようになったということです。
しかも、そのイニシアチブをとっているのは日本企業です。
日本企業の現地法人からの逆輸入の中心が中国に移ったといえるでしょう。