パリパリ その4
彼女だってずいぶんと疲れているはずなのに私ばかりが休んで悪いことをした、Rが気を悪くしなければいいけれど・・・そんなふうにもうろうとする意識の中をさまよううちに再び私は眠りに落ちた。
それからどのくらい時間がたっていたのでしょう。
フーッフーッ枕元の音に瞬間的に反応し、慌てて受話器をつかんだ私は、電話の向こうにRの威嚇的な声を聞き分けた。
「今日は大切なインタビューがあるんですよ、それにルカ・カールトンでのランチも。
何とかして来てもらわないと私も困ります」そんな困りますといわれたって、私だって困ります、と心で思って口には出さず、ただ「あの、熱が・・・」とだけ(ダメもと、と思いつつも)いってみました。
案の定、彼女の返答は冷酷そのものでした。